コンテンツ

籐の材料と加工

原料となる籐は1975年ごろまでは皮付きの状態で輸入されていたが、現在ではほとんどが機械で皮をはいだ状態で
輸入される。
加工工場ではその原料籐を丸棒サンダーで研磨して後さらに真直ぐに矯正し、太さ長さを揃えて保管する。

2014729111748.jpgのサムネイル画像

<太民>
直径28mm以上の太さのもので、椅子などのフレームに使われる。
<中民>
直径20~28mmまでのもので、小物のフレームや2本3本と束ねて椅子のフレームとしても使用する。
<幼民>
直径20mm未満の太さのもので、籠などの小物のフレームや椅子の座、背などのパターンとしても使われる。
<丸籐>
セガ、ロンティの総称で、直径4~12mm程度のもの。籐敷物の他、皮付きのままで籠などのフレーム、スクリーン、椅子などのパターンとして利用する。
 

20148292819.jpg

<皮籐>
丸籐を裂いて皮の部分だけを一定の幅と厚みに調整したもの。
椅子などの接合部を巻いて補強するのに使われ、装飾効果の他、幅、強度などが重要な要素となる。
幅5.4mmの「元禄」と呼ばれるものや皮の中央部を細くそぎ落して着色効果を高めた「背取り」と呼ばれるものがある。

201472914210.jpg

<芯籐>
丸籐を裂き皮の部分を取り除き、断面の形状を円形、半円形、方形に挽いたひも状の材料で、それぞれ丸芯、半芯、平芯と呼ばれている。
芯籐は籠や大きな椅子を編み上げるのに使用するが、技術によって素晴らしい味わいを見せる。